この春に、故郷の福岡から上京してきたばかりの中村クン。はじめてのひとり暮らしはどうですか?
今まであたりまえだったことが、あたりまえではない、という生活に慣れるまで大変でした。実家にいたときは、帰ればごはんができていたし、洗濯ももちろん済んでいたので……。引っ越してすぐ、ガスの手続きをしなくちゃと思って、ガス会社に電話をしたんですけど、実際に電話がつながっても、何て言えばいいのかわからなかったり。最初はすごく不安でしたね。でも、やってみればなんてことはなくて、人はこうやってだんだん大人に近づいていくんだなって思いました(笑)。
ひとり暮らしで、家事の腕は上達しましたか?
洗濯は、洗濯機に洋服を入れて、ピッて押せばできあがるので上手です(笑)。最初は、乾いた洋服を畳むところまでやってたんですけど、今はハンガーに干した服をそのまま着て出掛けることが多いかな(笑)。
上京してすぐにドラマ『BOYSエステ』の主演という大役を担うことになったわけですが、オファーが来た時のことは覚えていますか?
ハイ、すごく驚きました。JUNONのスーパーボーイ・コンテストでグランプリを取ったのが中学3年の終わりごろで、それから1年間は、福岡から通いで仕事をさせてもらっていたんです。でも、本格的に仕事をしたいと思って上京したら、すぐに『BOYSエステ』のお話をいただいたので、驚いたのと同じくらいうれしかったです。一番最初に両親に報告の電話をしたんですけど、「東京にやったかいがあった!」って大喜びしてました。
デビューのきっかけとなったJUNONボーイに応募したのは、お父様の推薦だったそうですね?
そうなんですよ。父が、僕が応募する前の年のコンテストを見て興味を持ったのがすべてのはじまりで。最終審査の時は、父も一緒に東京に来て、僕よりはしゃいでいました(笑)。
中村クンがデビューして1年、当時の自分と今の自分を比べて、変わったなと思うところはありますか?
デビューしたての頃は、演技すること自体がとても恥ずかしかったんですけど、今ではすごく楽しめるようになりました。
ドラマの原作マンガ『BOYSエステ』はご存知でしたか?
主演のお話をいただいて、はじめて原作を読ませてもらいました。おもしろかった! 原作の響は、結構クールなんですよね。だけど、ドラマでの響はコミカルな感じ。なので、撮影中も明るい笑顔を心がけています。あとは、すごく基本的なことですけど、体調管理には気を遣っています。自分の不注意で、みなさんに迷惑がかかっちゃいますから。それと、本物のエステティシャンと同じく、手だけは怪我しないように(笑)。施術のシーンがある時は、前日に爪を切るようにしています。
エステティシャンという役柄は、男性の中村クンにとっては、すぐにピンとこなかったのでは?
そうですね〜。もちろんエステに行ったこともなかったし、男性のエステティシャンなんて、聞いたこともなかったです。でも、ドラマの撮影に入る前に、2回ほどエステを受けさせてもらったんですよ。フェイシャルだったんですけど、とても気持ちがよくて、すぐ寝ちゃって。顔を触られているのに、寝ちゃうってすごいことですよね! エステティシャンの技と、施術を受けている女性たちはこんなに気持ちいいんだってことを体感できたおかげで、スムーズに撮影に入れました。
中村クンは響のように、手先が器用なほう?
イヤ、不器用でした(笑)。だから、エステティシャンは、両方が利き手でないと務まらないと聞いて、普段から左手を使うように意識して生活していたんです。最初は、歯ブラシを左手に持って歯磨きで練習。ドラマでも、合宿先で響が左手で箸を使って、豆をお皿からお皿へ運ぶシーンがあるんですけど、日頃の練習のかいがあって大成功! 今は、両手がほぼ同じように使えるようになりました。僕、左利きに憧れていたんですよ。なんかカッコいいですよね? だから、ちょっとうれしくて。
それはすごい上達ですね! ドラマの撮影では、本物のエステティシャンに演技指導してもらっているそうですが、なにか発見はありましたか?
エステティシャンって、こんなにも疲れるものなんだと驚きました。軸足をしっかり踏ん張って、体重移動しながら施術するので、やっている方は汗をかくくらい大変なんですよ。でも、演技指導のエステティシャンの方いわく、汗をかくのは、僕がまだ下手だからだそうです(笑)。呼吸法もあるんですよ。人間って、力を入れると息を止めちゃうじゃないですか。でも、それだと僕みたいに疲れちゃうんです。呼吸も手の運びに合わせて止めないのがプロ。癒しを与えるエステティシャンって、実はハードなお仕事なんだなって痛感しました。
撮影現場の雰囲気はどうですか?
僕、ずっとお兄ちゃんが欲しかったので、年上の男の人に囲まれる現場が楽しくて。みなさん物知りで人生経験も豊富だから、何気なく話しているのを聞いているだけで勉強になります。たとえば映画の話をしていても、賀集利樹さんや池内博之さんは、ストーリーが深いものを観ていらっしゃるんですけど、僕はまだまだ子供で、アクション中心の映画ばかり観ているから、話について行けないんですよ。自分でも、またアクションもの観ちゃってるよ、って恥ずかしくなるんですけど、やっぱり好きなんですよね(笑)。
どうやら、素敵な共演者の方たちに囲まれているみたいですね。
ホントにそう思います。静香役の杉本有美さんは、僕のお姉ちゃんと歳が1つしか違わないので、現場でもお姉ちゃんみたいに思って接しているかも。七里役の斎藤工さんは、とにかくカッコイイ! 男の僕から見ても、たまに王子様に見えることがあります(笑)。叶役の池内さんとは所属事務所が同じで、以前お会いしたことはあったんですけど、一緒にお芝居させていただくのは初めてで。見た目はもちろんですけど、とにかく声がカッコイイんですよ。吉馬役の賀集さんは、「アメリカのドル札をこう折ると、こんな絵柄になる」なんていう都市伝説をはじめ(笑)、いろんなことを知っているので尊敬してます。直紀役のスピードワゴン・小沢一敬さんは、現場のムードメーカーで、僕が緊張しているときもリラックスさせてくれるので、すごく感謝しています。
ドラマの中では、女性たちに癒しを与える役柄ですが、普段、中村クンが癒されるのはどんな瞬間ですか?
今は離れて暮らしているけど、福岡にいたときは、飼っている犬に毎日癒してもらっていました。
癒しの存在である愛犬に会えないのは、淋しいですね。では、中村クンから見て、赤城響とは、ズバリどんな人ですか?
ちょっと情けない男かなと思います。すぐに、しどろもどろしちゃうところとか、女の人とどう話せばよいのかわからないところとか……。でも、響と僕が共通しているのは、キメるところはキメるってとこ。僕は九州男児で、親からもよく「シャキッとしろ」と言われて育ったので、ここぞという時は男らしくキメますよ!(笑)
逆に、響と中村クンが違うところは?
響は、好きな人に“好き”という態度を出さないで、あえて“嫌い”みたいな態度を取るので、素直じゃないな〜、って思います。
えっ!? 中村クンは好きな人へのアプローチが得意なんですか?
イヤ、そういうわけじゃないですけど(笑)、僕は好きになったら響みたいに、素っ気なくはしないと思うので……。
ドラマでは、三段腹の静香との恋のゆくえが気になりますが、中村クンはぽっちゃりした女性をどう思いますか?
人は中身が大切だと思うので、見た目は関係ないです! それに、女性はみんな痩せたがるけど、男性は痩せすぎている女性よりも、少しぽっちゃりしているくらいの女性の方が好きだと思いますよ。
そのお言葉にホッとした女性、多いと思いますよ(笑)。そんな内面性重視の中村クンの、理想の女性像は?
夢に向かって頑張っている人がいいです。僕も今、まさにその最中なので、お互い刺激しあえるような、一緒に成長できるような女性が理想ですね。ちなみに、ゴミを平気で道端に捨てるような人が、僕は許せません! 男女問わず、目の前でそんなことされたら幻滅しちゃいますね。
それは同感です。ところで響は人に言えないコンプレックスを抱えていますが、中村クンにはありませんよね?
いえ、ありますよ。でも、ナイショです! 言えないからコンプレックスなんですよ!(笑) ただ、いい方向に考えるようにはしています。自分のとらえ方次第で、コンプレックスはチャームポイントにもなる。気にしないのが一番です!
ドラマ『BOYSエステ』応援サイトは、ウェブ&ケータイで見ることができるのですが、中村クンはケータイでメールやゲームはしますか?
着うたはよくダウンロードしています。ヒマさえあればケータイをいじっているかな。ケータイがないと不安。結構、依存しているかもしれないですね……(笑)。
では最後に、読者やファンのみなさんにメッセージをお願いします!
『BOYSエステ』の響同様、中村蒼も一緒に成長していくので、これからも応援よろしくお願いします!
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