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千原兄弟、7年ぶりの単独ライブ!お笑い芸人「千原兄弟」 千原ジュニアさん:人生最悪だった14歳の頃を、このライブで取り戻します。 千原兄弟、7年ぶりの単独ライブ! お笑い芸人「千原兄弟」千原ジュニアさん:人生最悪だった14歳の頃を、このライブで取り戻します。
<<【1】【2】【3】>> 取材・文/秋山美津子(team MOMO)
写真撮影 動画撮影・編集/金澤智康

空前のお笑いブームも今やすっかり定着し、テレビをはじめとする各メディアでお笑い芸人たちの活躍を見ない日はない。そんな数多くの人気芸人の中で、お笑い好きのファンにはもちろん、芸人同士の間でもその実力に対する評価の高い千原ジュニアさん。
彼のライブでは、観客に“笑い”を提供するというよりも、自らが“笑い”というものに挑んでいるかのような印象を強く受ける。結果、その姿が笑いとして観客の心に響いているのだ。
そんなジュニアさんが、兄・靖史(せいじ)さんとのコンビ『千原兄弟』での単独ライブをひさしぶりに行うという。そこで今回のライブのテーマはもちろん、彼のパーソナルな魅力を探るべく、じっくりと話を聞いてみた。

 

お笑い芸人「千原兄弟」 千原ジュニアさん お笑い芸人「千原兄弟」 千原ジュニアさん

【PROFILE】
千原ジュニア(ちはら・じゅにあ)
本名・千原浩史(こうじ)。1974年、京都府生まれ。1989年に兄の靖史とコンビ『千原兄弟』を結成。大阪の心斎橋筋2丁目劇場でカリスマ的な人気を得たのち、第15回ABCお笑い新人グランプリ(1994年度) 優秀新人賞、第29回上方漫才大賞(ラジオ大阪・1994年度)新人賞を受賞。ダウンタウンや今田耕司を輩出したNSCの第8期生でもある。現在は『やりすぎコージー』(テレビ東京)、『着信御礼!ケータイ大喜利』(NHK)にレギュラー出演中。また、芸人としての活動にとどまらず、映画『MOON CHILD』(2003年公開)をはじめとする数々の映画作品に役者として出演。多才な活躍を見せている。

千原兄弟オフィシャルサイト
千原ジュニアの大喜利塾「題と解」
ライブ・DVD等の詳細はファンダンゴで


14歳の思い出をつくり直してから、33歳を迎えたい。


千原兄弟コントライブ『15弱』が7月21日から23日までありますが、千原兄弟としての単独ライブは実に7年ぶりだとか。そろそろやりたいな、というタイミングではあったんですか?


いや、1年位前からおさえておかないと劇場がとれないんで。まだやるかやらへんかわからない状態で、構成作家が勝手におさえてたみたいです。僕はもう、やらざるを得ない状況に追い込まれたという感じですね。

今回のライブはすべてコントと聞いていますが、ネタは100%ジュニアさんが考えているとか。

毎回そうですね。ネタはもう、すべてできてます。

千原ジュニアさん

ライブのタイトルを聞いてまず最初に疑問に思ったのが、『15弱』の意味なんですが……。

タイトルの『15弱』は、要するに15になる寸前の14ってこと。14歳といえば、中学2年生。僕、中2のときって人生で一番戻りたくない年なんで、楽しくなかった14歳をこの3日間で取り戻します。

昔とは違った14歳を、今新たに生きようと(笑)。

そう。楽しい思い出へのすり替えです。

そう伏し目がちで言われると、かなりのリアリティがありますね(笑)。そんなにダークな中学時代だったんですか?

当時の僕はずっと部屋に引きこもっていて、あんまり学校にも行かなかったし。全然楽しくなかったですね。

14歳が人生最悪という、そうなった原因は具体的にありました?

原因は、いろんなことが積み重なってなんですけどね。小さい頃はみんなと楽しく遊んでて、結構やんちゃなほうだったんですよ。悪ガキみたいな。それで、友だちの親が「千原君と遊んではあかん」みたいなことを言うようになって。当時、近所にあった公立中学は普通の黒い詰襟の学生服だったんですけど、私立の進学校の制服は紺色で、その青い学生服を着てると“賢い子や”ってみんなから一目置かれるんですよ。だから、よしそこに行こうって受験して入ったんです。ところがその私立中学、すごくいいところの子ばっかで、ぜんっぜん合わなくて。クラスメイトとまったくしゃべれなかった。……で、そんな感じになりましたね。

繊細な年頃ですからね。では、あえて『14』と言わずに『15弱』とした理由は?

14と言うのは恥ずかしいんで。いかにも思春期という感じだし。照れの表れですよ。

ジュニアさん的にも、14歳の頃のピュアな気持ちで挑むと?

そこまでピュアじゃないです(笑)。

靖史さんとは、もう具体的な打ち合わせは始めているんですか?(※このインタビューは、6月22日に行われました)

いや、やってないですね。靖史は何をするか、まだ一切知らないんじゃないですか。タイトルも知らないと思いますよ。ま、明日には会いますけど。いつもそうなんですけどね。 普段は台本が上がった時点で靖史に台本を渡して、作家が説明してから稽古場に来るといった感じ。ただ今回はスケジュール的に時間がないので、稽古場に来てから台本渡して、全体のニュアンスを話してから、“じゃあやってみようか”って流れになると思います。

ちなみに、靖史さんの14歳の頃のイメージとは?

靖史が14歳の頃って僕10歳なんで、あんまり記憶にないですね。何してたかな〜? まあ、よく一緒に遊んだりはしてましたけどね。逆に僕が14歳になった頃は、靖史はもう家にいなかったし。

ジュニアさんには、ぜひライブで楽しい14歳を取り戻していただきたいですね(笑)。ところで、ライブで苦労する点ってありますか?

毎回、まだつくってないものをつくろうって思うんですけど、芸人になってから、もう十何年もやっているので、似た感じがしてきてしまうことが最近はありますね。でも、まだやったことのないものをつくるのが楽しいんで。ちょっとでも“あれ? これ前にあったかな”と思ったものは捨てですね。

カッコイイですね。

いや、カッコよくはないでしょう(笑)。

テレビとライブ、ジュニアさんなりの違いはありますか? ライブならではの緊張感ですとか。

両方にそれぞれの楽しみがあって、台本もそれぞれ違うんで。でも、舞台のほうが緊張しますね。テレビで緊張することはないですけど、舞台は目の前にお客さんがいて、僕らに対して笑いを求めて来てるっていうプレッシャーはありますから。

『15弱』タイトルロゴ
ライブ『15弱』のロゴ。デザインにもジュニア氏のアイデアが。

『15弱』のタイトルロゴを拝見したのですが、“弱”が数字の“33”にヒゲがちょんちょんと生えていますね。あれはどなたのアイデアですか?

“33”で“弱”を表現したのはデザイナーです。僕は今32歳なんで、14歳を取り戻してから33歳になろうって。そのちょんちょんでやろうっていうのは僕ですけど。昔から一緒にやってるデザイナーなんで、共同作業って感じでしたね。

やはり年齢がひとつのテーマになっているんですか?

まあ、観る側の人にとってはあんまり関係ないんですけど(笑)。作家と打ち合わせをしていく際に、明確なものを頭においてから一緒に整理していく。作家と意思統一をするための共通言語みたいなもんですね。だから14歳のコントうんぬんっていうのはないです(笑)。そういうベースをつくろうって感じで。

つくっている側がブレないように、ひとつの核を持っていようということですか?

そうです、そうです。

ライブするときは、そういったテーマがまず最初に浮かぶものなんですか?

そうですね。最初に“さあ、どうする?”って考えたときにそれを決めます。決めるというか、僕の頭の中にあるものを作家に伝えますね。

ライブでは恒例のオリジナルTシャツですが、今回のデザインは?

“U-15”って書いてあるだけのシンプルなTシャツです。

ジュニアさん、今までの全コレクションを持っていないんですか?

まったく持ってないですね。何か柄とか大きなポイントとか入っている服は着ないんで。でも今回は「オレが着られるものにしてくれ」って友だちの服屋に頼んで。寸法も僕に合わせてつくってもらいました。

今までは、自分が着るにはデザイン的に納得いかなかったと?(笑)

ええ、まあ。今回は左胸のあたりに“U-15”って入ってるんですけど、黒い生地に黒い糸なので全然わかんない感じで。Tシャツは黒・白・グレーとあって、それぞれの生地のカラーと同じ色の糸で刺繍されてます。これだと自分が着られるから。

じゃあ、着る気満々。

着る気満々です。全然着れますね。

今日の服装は、作務衣(さむえ)ですよね? 全体的に黒で。

普段着るのも、ほとんどが黒が多いです。

ところで、今回のライブが終わったあとの、次の方向性などはもう見えていますか?

そうですねぇ、何しましょうかねぇ……。ひとつ終わると自然と次にやりたいこととか出てくるんで、とりあえず終わるまではようわかんないですね。




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千原兄弟、7年ぶりの単独ライブ!お笑い芸人「千原兄弟」 千原ジュニアさん:人生最悪だった14歳の頃を、このライブで取り戻します。

▼絶妙なトークに脱帽!
絶妙なトークに脱帽!
 5分36秒
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ライブへの想いや千原家について、さらには恋愛観までも語ったインタビューの様子を、動画でご覧いただけます。

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 ▼千原ジュニアさんのサイン
千原ジュニアさんのサイン
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 ▼DVD『6人の放送作家と1人の千原ジュニア』
6人の放送作家と1人の千原ジュニア
価格:¥3,990(税込)
収録時間:本編119分
発売元:R and C Ltd.

'06年2月にたった1回のみ行われた、貴重なライブを収録。6人の放送作家と千原ジュニア氏の対談でライブを振り返る、特典副音声つき。



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