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ビキニ世論調査 in 湘南 2007
取材・文:かなざわいっせい
取材・写真撮影・動画撮影&編集:MouRa特別世論調査隊
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世論調査の結果、水着ギャルたちが安倍総理に一番望んでいるのは年金問題への取り組みであった。そもそも彼女たちは年金制度を信頼しているのか?
残念ながら「NO」が84人、「YES」は13人。「YES」と答えた21歳・キャバクラちゃんは「信じるしかない」と、もはや悲壮感すら漂わせていた。
「安倍総理には年金問題に取り組んでほしい」25歳・ナース
「年金、払ってます。払わないと自分の親がもらえなくなるし、将来、自分ももらえなくなるから」25歳・販売員
まったく信頼されていない年金制度だが、はたして彼女たちは年金の保険料を払っているのだろうか?
「YES」が63人。その内訳は、厚生年金または共済年金等で給料から天引き45人、国民年金18人。全国平均の年金支払い率がピークだったのは1992年の85.7%で、以後少しずつ減少しているそうなので、水着ギャルの82.9%(支払い義務のある人数76人)は、これまた全国平均にピッタンコ一致である。
「払わないと文句も言えない」と吠えたのは、前出の21歳・キャバクラちゃん。この彼女、安倍総理を「ぼんぼんだからキライ。選挙に行ったのは、安倍への批判票を投じるため。早く退陣して!」と吐き捨てたから、相当に溜まっているようだ。22歳・ネイリストは「払える状況じゃないのよ」と、切なく訴えた。社会保険庁のお役人さん方、このコは「払えるお金があれば払います」と言ってるのです。健気じゃないですか、え? 誠意を持ってお仕事してくださいね。
さらに年金に関する質問を続けた。現在、年金を払っている人、これからも払い続けるか? 払っていない人、今後払う予定はあるのか?
「イヤだ!」と口を尖らせたギャルは13人だけである。その詳細をみてみると、こうなる。厚生年金・共済年金等を払っている45人中、国民年金に切り替わったら払わない3人。現在未納の13人中4人。支払い義務のない24人中6人。国民年金を払っている18人は0人だった。
今までどおり払い続ける、あるいは今後払うのは「将来、自分がもらいたいから」「国民の義務だと思うから」「今まで払ったぶんがもったいないから」など、さまざまの理由からだった。
水着ギャルたちは年金制度に不安を抱いているが、しかし、絶望はしていないという人が多数なのだ。そんな中、「今のままでは自分はもらえなくなるかもしれないけど、あたしはね、今のお年寄りのために払っている」と言った24歳・保育士がいたのである。なんかもう……、山本周五郎の小説に出てくる反物屋の小間使い娘・おきみちゃんみたいではないか。
このコの声を、あんたらお役人は、え、耳クソかっぽじってしっかり聞けよ! と湘南の海辺から吠えて、ガラリとムードを変えたい。
昨年、水着ギャルたちに将来、子供は何人ほしいか、我々は訊いた。その平均は2.25人で、2005年の出生率1.26人を大きく上回った。そしたら、2006年の出生率が概数ではあるが1.32と、ちびっと上昇した。
出産=結婚という時代ではないが、そもそも彼女たちは結婚したいのであろうか? 既婚者8人を除く92人中、「YES」と答えたギャルが88人。これは意外な数字であった。結婚したくないというギャルがもっと多いと思っていたのである。
今回の調査対象100人の水着ギャルの平均年齢は22.25歳。何歳で結婚したいか、あるいは何歳で結婚したのか、という問いに対する答えの平均年齢が26.62歳だった。4年後あたりに、みなさん照準を合わせているのですね。わしは明日でもいいんですけど、どうですかねって、オジサンのわしじゃ相手にしてもらえんか、失礼しました。
「夫の条件は家庭的で、子供好きで、ギャンブルをしない人」25歳・ナース
「次期総理は麻生さん? 注目度が高いから」21歳・歯科助手
(右)「選挙の結果は国民の意見。安倍さんは退陣すべきです」17歳・高校生
(左)「強くてかっこいいから、お相撲さんと結婚したい。安美錦さんのファンです」18歳・高校生
17歳・高校生は「自分の家族が楽しいから、そうなりたい」と24歳で結婚希望。「ずっと遊んでいたいので、50歳までいいや」と答えたのも17歳・高校生。女子高生の胸の内は、いろいろである。「25歳で結婚したい。幸せな家庭を築いて、女としての一生を務めあげる」と宣言したのは、前出の21歳・フリーター。今、好きな人がいるという24歳・会社員はバツイチ、「いますぐにでも、もう一度」結婚したいそうだ。同じく「いますぐに」と答えてくれたのは22歳・スーパー店員で、すでに婚約中。お幸せに!
結婚したい理由で多かったのが「仕事したくないから」だった。これは考えが甘い!
中華料理店のおかみさんが、「野菜炒め定食、あ、それに餃子もね!」の注文に応じるのは仕事です。亭主や子供のご飯をつくるのも同じ仕事ですからね。
わしの友人が、とある日曜日のお昼、嫁さんがつくった焼きそばを食い終えたとき、嫁さんが「ねえ、あんた、夕食は何がいい?」と訊かれたことに、腰を抜かしそうになったらしい。嫁さんは昼飯を食いながら夕食のことをすでに考えていたのだからね。「オレにはとてもじゃないが主婦は務まらない」と主婦労働の大変さを痛感したのである。結婚してさらにバリバリ仕事する! の覚悟をもって結婚しましょうね。
前出の安倍総理大キライの21歳・キャバクラちゃんは、「子孫を残す」ため30歳で結婚したいと言った。彼女のように人類繁栄のためとまでは大袈裟に考えていないが、結婚したいギャルの圧倒的多数が「子供がほしい」そうだ。どんどん産んで、少子化に歯止めをかけていただきたい。
で、結婚したくないと答えた4人のギャルなのだが、その4人の職業を並べると以下のとおりなのである。ソーシャルワーカーとして病院勤務・22歳、ネイリスト・22歳、ナース・25歳、歯科医師・27歳。偶然なのか、必然なのか、75%の3人が、医療関係者だ。これは問題である。機会があれば、そこいらのあたりを今度じっくりと検討してみたいということにして、最後の質問。
夫になる人の条件は?
「まじめ」「やさしい」が、もっとも多数。安倍総理は、「まじめそうでやさしそう」なのに、なぜ人気がないのだろうか? って、「そう」じゃダメなんですね、やはり。次に多かったのが「子供を大事にする人」で「経済力」を挙げた人は意外に少なかった。みんな、つつましやかになった。「高学歴、高収入、高身長!」なんて、ギャルたちが「三高」をホザいていた時代は遠くになりにけり、の感がする。
24歳・保育士は、「手取り月に20万円あれば問題なし」と言い切った。頼もしいなあ。もしかしたら日本の将来は明るいぞ。総理大臣は安倍でも小沢でも小泉でも誰でもいいの、あたしが頑張るから! と高らかに宣言しているのだから。
「人格が急に変わらない人」と言ったのは18歳・会社員。元カレが難儀なヤツだったんでしょうね……。今のカレシじゃないよね? ソイツのことはキレイさっぱり忘れて、幸せになっていただきたい。「しっかりしている人、暴力をふるわない人」と答えたのは25歳・事務員。暴力、あるいはDVという言葉が回答に出てくるあたりが、いまの時代をじつに反映しているではないか。ちなみに「こんな男はイヤ!」という意見に占められたのは「酒飲み」「暴力」「ギャンブル」だった。
暴力はふるいませんが、酒とギャンブルは嗜(たしな)んでます、すいません、と頭下げつつ、我々は湘南海岸を速やかに立ち去るしかないのであった。
END
「厚生年金を払っています」18歳・会社員
「25歳で結婚したいです」21歳・大学生
「国民年金を払っています」23歳・フリーター
「日本人だから就職したら年金払います」22歳・大学生
写真の人物を知っていますか? 名前を言えますか?
参院選の投票に行きましたか?(選挙権のある75人対象)
安倍総理は参院選の結果を受けて退陣すべきでしたか?
安倍晋三は総理大臣にふさわしいですか?
年金制度を信頼していますか?
年金を払っていますか?(支払い義務のある76人対象)
将来、結婚したいですか?(既婚者8人除く92人対象)
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