旅をしたら、カタチを残そう。吉田戦車さんが駆使する漫画とコトバが日本の伝統と幸福な出会いをはたした!!新しくて懐かしい「エハイク紀行」誕生!

吉田戦車 定価本体:1,500円[税抜き]
ISBN:978-4-06-364713-6 発行:講談社
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What's エハイク?
エハイクとは、日々折々に感じる感慨を、吉田さんが漫画とコトバで句にした新表現。そのエハイクを、学生時代に所属した『ダーティペア』のファンクラブ以来の友だちという評者さん(純文学畑)がさらに評。まったりかつさわやかでツンと来るという、一句でいろんな味わいを持つ作品です。
【評】 ぱらつき始めた小雨の中、傘をさすのをどこまで我慢するか。毎日の多くの小さな勝負において、もっとも作者が苦手とする闘いだ。メガネのレンズに雨滴が当たるのが見えるため、雨をわずらわしく感じるのが早く、無メガネ者にどうしてもおくれをとりがちだという。
【評】 カエルが詠んだ春の一句だそうだが、そうだね、髪がないから寝ぐせもないね、というしかない。そして、ないことをずいぶん自慢しているようだが、逆にいえば、寝ぐせという予想のつかない身体のメタモルフォーゼを楽しむことがこの両生類にはできないということであり、我々人類は何も恥じることはないのだ。
カラーも、1色も面白い『エハイク紀行』
『エハイク紀行』では、岐阜におもむき鵜飼の鵜を詠む「吐くことがわが仕事なり鵜飼船」、過去への時間をさかのぼる名作「若き日に戦車となった街をゆく」、コンビナートを仰ぎながら重工業地帯を歩く「鶴見区や工業地帯のゴムメモリー」など、吉田さんが旅をしてエハイクを詠む珠玉の書き下ろし紀行文を収録。さらに「ほぼ日」連載のエハイクをカラーで80本収録。「見慣れた日常から、不条理をひねり出す現代の仙人」(茂木健一郎さん)、吉田戦車さんの異才をご堪能いただけます。





