ミリオンセラー「超」整理法を超えた! 野口悠紀雄待望の新刊『超「超」整理法』の全貌を公開!!

〈第16回〉
- 自分のデータの検索
- 従来の整理法の最大の誤りは、ルーチン的・定型的業務の方法論を非ルーチン的な知的活動に持ち込もうとしたことである(それならまだしも、家庭ごみの処理方法論を情報の整理に持ち込んで、「読まない本は捨てる」といった類の整理法を提案した人すらいた)。「超」整理法は、何が必要になるかを事前に予測できない仕事に関係するデータを扱うことを目的とした。
しかし、デジタルデータなら検索が使えるから、ひたすら保存して、あとから探し出せばよい。「コンピュータの場合には、『分類せずにひたすら時間順に保存する』という「超」整理法の発想は、本質的な意味を持つ」と『「超」整理法』で書いた。
それにもかかわらず、「メーカーやソフト・ハウスでさえ、これを十分に理解しておらず、見当はずれの製品を作っている。たとえば、ワードプロセッサは、検索用にはきわめて非効率的な仕組みになっている」。その時に私は、こう不平を並べた。それから十五年たって、世界は変わった。世界は、『「超」整理法』の方向に変わっているのである。
出典:超「超」整理法
情報提供:株式会社講談社



