ミリオンセラー「超」整理法を超えた! 野口悠紀雄待望の新刊『超「超」整理法』の全貌を公開!!

〈第20回〉
- 新しい知の時代における勉強法と教育法
- 最近、つぎのような意見をよく見かける。学校で宿題を出すと、インターネットのサイトをコピーしてつなぎ合わせるだけ(「コピーしてペーストするだけ」なので、「コピペ」と呼ばれる)の解答を出す生徒が多くなった。これは由々しき問題だ。
私は、こうした意見を聞いて「何たることか」と思う。「図書室にある参考書を使うならよくて、ウェブの情報を使うのはダメ」とは、おかしな話だ。「ウェブのコピペは簡単。本を読むのは大変」ということが理由なら、「大変なことをやれ」と言っているのだろうか? それなら、単なるサディズムでしかない。
問題は、コピペでできてしまう問題を出した教師の側にこそある。「この町の歴史を調べましょう」とか、「日本に生息する蝶の種類を調べましょう」というような問題を出すから、コピペの解答になってしまうのだ。
試験についても同じことが言える。「カンニングが増えて困る」というが、カンニングペーパーで答えられるような問題を出すのが間違いだ。普段の生活では、知らないことはウェブで調べられる。これは、ウェブをカンニングペーパーとして使っているようなものだ。
出典:超「超」整理法
情報提供:株式会社講談社



