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ニッポンが誇る最強のコンテンツ、アニメ−ション。そのなかでも破格の存在として聳(そび)えるのが『機動戦士ガンダム』シリーズだ。その影響力は、広く、深い。アニメ・映像分野に留まらず、各分野のクリエータ−たちを少年時代に触発し、さらには産業や科学の分野で活躍する人材にも影響を与えている。そして現在でも愛され続けている。このような作品は世界を見ても類がない。
その伝説の第1作(1979年4月7日〜1980年1月26日放映)は如何にして生まれ、打ち切られ、復活したのか? 「ガンダム」が生まれたのは偶然でもあり必然でもある。それぞれ心に熱い魂を持った男たちがロボット・アニメーションという特異な舞台の上で奇蹟の出会いを果たした。そして商業上の要請やそれぞれの思惑がせめぎあい、爆発寸前にまで沸騰した熱意が見出した出口が「ガンダム」だったのである。
『ガンダム者 ガンダムを創った男たち』はその創作のドラマを後世に伝えるために、作画、設定、メカデザイン、シナリオなど「ガンダム」の各スタッフを取材。熱き情熱で「オモチャの宣伝フィルム」に生命を吹き込んだ8人の男たちに徹底的にインタビューを行った。
本企画はオンラインマガジン『Web現代』のウェブ・ノンフィクションとして2002年2月6日から8月21日まで22回にわたって連載(不定期)されたものだ。連載は大反響を得、この期間のトップページ・ビューは65万件、総ページビューは500万件という、膨大なアクセス数を達成した。
本書は、その企画の待望の単行本化である。単行本化にあたっては、ウェブ版に未掲載部分を追加するだけでなく、主たる「ガンダム者」たちに追加取材を実施し、さらに「史実」に迫った。取材時間の総計は49時間に及んでいる。
またサンライズが封印していたガンダムの原型「フリーダム・ファイター」の企画書を初公開! そのほかにも現在では貴重となったガンダムやコア・ファイターの原型イラストや作中に登場しなかったキャラクター設定など「究極のガンダム本」に相応しいコンテンツの量と質を実現した。
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