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Xbox 360版[アイドルマスター]発売記念! [アイドルマスター]総力特集 第1回 取材・文=かーず
THE iDOLM@STER』(以下アイマス)とは、プレイヤーが芸能事務所の新人プロデューサーとなって、アイドル候補生をレッスンで鍛えて実力をつけさせていき、オーディションを勝ち上がっていくことでトップアイドルを目指していく育成シミュレーションゲームである。
2005年7月にアミューズメント施設(ゲームセンター)に登場して以来、インターネットを中心に萌え系ブログやホームページで加熱していった大人気ゲームが今月25日、ついにXbox 360で発売される!!
その通称「アイマス」を、FLASH兼萌え系ニュースサイト「かーずSP」管理人のかーずが、主観と偏見で紹介していこうと思います!(2007.01.25)
アイドルマスター
※本文はアーケード版の内容について語っていますが、本稿での画面写真はすべてXbox 360版の開発中の画面です
「一日の始まり〜に、腹ペコじゃ物足りない!身体を動かすに〜はっ、美味しい朝ごはん♪」

朝、枕元に置いたケータイから流れるのは目覚まし代わりの着メロ「おはよう!!朝ごはん」。唄っているのは、私がプロデュースしているアイドル候補生である『高槻やよい』、明るくて元気な女の子だ。彼女のパワーはこっちまで力を与えてくれるので朝から気合が入るってもんだ。彼女の歌声に押されるように、いざ会社へ出勤!

……そして一日の仕事を終えて退社。駅へ向かいながらケータイのメールチェックすると、
その高槻やよいからのメールが届いていた。

「今日もバリバリ頑張っちゃいまーす!! 19時〜21時に事務所で待ってますので来て下さいねっ!!」

「やれやれ、今日も呼ばれてしまったな。だが彼女も次のオーディションに合格すれば全国デビューだ、気合が入るのも無理はないな。夜遅いけれども、レッスンに付き合ってやるか」
そうして私の姿は夜のゲームセンターに消えていくのであった…。

いきなり冒頭からいったい何のイタい妄想寸劇が始まったのかと思われたかもしれませんが、これ、「THE iDOLM@STER」(アイドルマスター)を遊んでる時の僕の生活スタイルなんです。しかもネタとして作っているようで実話というのがさらにドン引きされるような気がしますが、でもこんな生活をしているのは僕だけじゃありません。2005年7月にアイマスが登場してからずっと、全国数十万人のアイマスユーザー(以下プロデューサー)は、むしろ喜んでこんなダメなライフスタイルを送ってるんです(良い意味で)。

そもそも僕は、「ギャルゲー(※1)というのは人前でプレイするものではない、ゲームセンターで衆人観衆の中なんてもっての他だ」という考え方で、インターネットでブームになっているらしいアイマスには否定的だったんですが、たまたま新宿のバッティングセンターに寄った時に見かけた、ひっそりと設置してあるアイマス筐体。「今なら誰も見てないし、インターネットでみんなが騒いでいるアイマスとやらを、ちょっと体験だけでもしてみるか。」……魔が差したっていうんですかね、こういうの
※1…ギャルゲー
主に女の子との恋愛を楽しむ事を目的とするゲーム。▲戻る
アイドルマスター
エッチな本の自動販売機でこそこそ隠れて買おうとする男子中学生のように、周りの人間を意識しながらアイマス筐体へ座って説明カードを読むと、初回プレイでは自分専用の登録カード(プリペイドカード)を作るらしい。

開始直後は「見習いプロデューサー」からスタートするので同時に一人しかプロデュースできないが、経験を積むことでランクアップしていき、右の画像のように大勢のアイドル候補生を同時プロデュースすることができる。

ちなみに現在のかーずのプロデューサーカードは「超売れっ子プロデューサー」。同時に8人までプロデュースできる。

アイドルマスター
如月千早(きさらぎ・ちはや)
「クールな天才少女」
年齢:15歳
身長:162cm
体重:41kg
誕生日:2月25日
血液型:A型
B-W-H:72-55-78
趣味:音楽鑑賞(クラシック)
[CV:今井麻美]
そしてゲーム開始!可愛いアイドル候補生の女の子たち9人から好きな子が選べる(※2)が、その中で気を引いたのが、髪の長い『如月千早』という女の子だった。
※2…9人から好きな子が選べる
Xbox 360版では星井美希が追加されて10人から選べる。▲戻る
アイドルマスター
三浦あずさは目を離すとすぐに迷子になってしまう天然のお姉さん。その他やんちゃな小学生、ツンデレでおしゃまなお嬢様など個性豊かなアイドル候補生たちが君のプロデュースを待っているぞ
千早「さあプロデューサー(※3)、私にレッスンをして鍛えてください!」
※3…プロデューサー
このゲームでは、プレイヤーは架空の芸能事務所「765プロダクション」の新人プロデューサーという設定。アイドル候補生のスケジュールを管理したり、彼女たちが落ち込んだ時には慰めて、トラブルが起こった時にはフォローしたりマネージャー的な立場として、彼女たちを裏から支えていくのだ。▲戻る
アイドルマスター
画面のヒロインは高槻やよい、元気いっぱいの女の子だ
このゲームは育成ゲームで、アイドル候補生の女の子にレッスンを受けさせて「VOCALイメージ」(歌唱力)、「DANCEイメージ」(ダンス)、「VISUALイメージ」(ルックス)の能力を伸ばしていくことが最初の目標らしい。

ボイスレッスン、ダンスレッスン、表現力レッスンなどレッスンにはさまざまな種類があるが、僕が最初に選んだのはボイスレッスン。

アイドルマスター
アイドルマスター
同社の『太鼓の達人』のように曲のリズムに合わせて同じ色のパネルを押すミニゲームだ。あまり上手とはいえない僕だが、それでもみるみる千早のVOCALイメージが伸びていった。

レッスンの次はコミュニケーション(Xbox 360版では営業)パート。ラジオ番組のゲスト出演やCDショップでの手売りなどでファン数を増やすべく努力していく。千早の悩みや疑問に適切に答えてあげると機嫌が上がって、思い出ポイント(後述)をゲットすることが出来た。

何回かレッスンを繰り返すうちに765プロダクションの高木社長から、
「そろそろオーディションを受けたまえ」
という上司命令がきたので、さっそくTV出演を目指してオーディションを受けることにした(※4)
※4…オーディションを受けることにした
「THE iDOLM@STER」の魅力は女の子とのコミュニケーションだけではない。もうひとつのキモが、このオーディションバトル。インターネットを通じて全国のアイマス筐体は繋がっていて、遠く離れたユーザー同士で同じオーディションを受けることが出来る。彼らとはライバル関係で、決められた合格枠を競って審査員にアピールして目立つことで合格を目指すのだ!
ただし同じアピールを繰り返してばかりだと、審査員は飽きて帰ってしまい、それまでの努力が無駄になる。審査員を飽きさせないように三つのイメージをバランスよくアピールしていくことが大事なのだが、逆にライバルがアピールに成功していて自分が思うようにいかない場合、わざと審査員を帰らせて一発逆転を狙う裏技的なテクニックも存在する。その駆け引きが非常に燃えるのが、このオーディションバトルである。
勿論Xbox 360版でもインターネットを介して全国のユーザーたちと戦うことが出来る。Xbox Liveでオンライン対戦するにはゴールドメンバーになることが必要で、ゲーム専門店やネット通販で買うことが出来る。▲戻る
アイドルマスター
オーディションでは三つの要素が流行によって左右される。画面写真ではダンスがもっとも流行しているので、ダンスで三位入賞すると★が5つも貰える
アイドルマスター
曲のタイミングに合わせてボタンを押すと「ジャストアピール」となって、より多くのポイントが稼げる。オーディションを勝ち抜くために、何度も曲を聴いてリズムを身体に刻むのだ!
アイドルマスター
コミュニケーション(Xbox 360版では営業)パートで女の子と仲良くして思い出ポイントを増やしていると、オーディションでそれを使って優位に戦える
オーディション会場には、僕の千早以外にも5人のアイドル候補生が順番待ちをしていた。合格人数は3人。つまり二人に一人は落ちるということだ…初めての緊張を隠せない千早だが、不安がっている彼女に「気をひきしめていけ」と声をかけると、緊張が解けたようだ。

オーディションでは、彼女の唄うリズムに合わせてタイミングよくVOCAL、DANCE、VISUALのボタンを押していく簡単なもの。最初だけになかなか上手にはいかなかったが、なんとか最後まで唄いきった。「お疲れ様」と肩で息をする彼女にタオルをかける僕(脳内で)。

アイドルマスター
アイドルマスター
アイドルマスター
オーディション合格後のTV出演時には撮影も出来る。Xbox 360版では彼女たちのベストショットを保存してアルバムに保存したり、ネットのランキングで人に見てもらったりもできる
画面が暗転し、ドラムロールが鳴る。スポットライトが左右に揺れる中、最後にスポットライトがあたったのは……千早だった!

「おめでとう!」とやっぱり脳内で彼女に語りかけていると、オーディションで合格した千早によるTV出演が流れ始めた。
ゲームセンターのアイマスの置いてあるスペースには、ライブタワーという大きさ的には電話ボックスを細長くして上部に大画面のモニタを搭載したタワーがあるんですが、そこに大映しでTV出演が流れ始めたからさぁ大変。店内中に見えるように設置してあるライブタワーから流れる千早のライブ映像! しかしもうこの時には「ギャルゲー恥ずかしい」などとは思えず、むしろ「みんな、俺のアイドルを見てくれ!」と軽く露出狂気味なテンションになっていた。

合格してTV出演すると、ファン人数がどんどん増えていった。アイドルマスターは、このファン人数を競い合うことが最終目標となるらしい。

そして夜、事務所で別れるときに千早が一言。
「プロデューサーのおかげで合格できました! この調子でいきましょう!」

なんて面白いゲームだ! 僕は興奮して、自宅へ帰るなりインターネットでアイマスについて色々調べました。なんでもケータイ連動サービスというのがあるらしく、さっそく自分のケータイのメールアドレスを登録してみた。

数日たったある日、会社で働いている僕のケータイが鳴り出した……「送信者・千早」……え?

「トレーニングは一人ではできますが、歌手活動は私一人では、わからないことも多くて…近いうちに一度、お会いできないでしょうか? 月曜日の15時から21時、事務所でお待ちしています」

約束の時間になると、いそいそとゲームセンターのアイマス筐体へ一目散。もう周りの目を気にする余裕はありません。

カードとお金を投入すると、千早が画面から、
「おはようございますプロデューサー、メールを読んでくださったんですね(※5)
この瞬間、僕の心の何かが壊れました。
アイドルマスター
※5…メールを読んでくださったんですね
ケータイ連動サービス「メール☆プリーズ」のこと。ケータイサイト「アイドルマスター」へ携帯電話のメールアドレスを登録しておくと、実際にアイドル候補生たちからメールが届く。一例としては──
「オーディション、上手くいきましたね!」
「実は掃除中に、小学校の卒業文集を見つけてしまいました。私の小学生の頃の夢は、『歌手になること』って書いてありました」
「今日も元気いっぱいなんです!…って言いたいところなんですけど、ほんとはちょっとねむいかも、です〜」
──など、プレイの内容から彼女たちのプライベートな一面が見られるものまで多種多様。本文のように時間指定をされることもあり、その時間帯にプレイすると彼女のテンションが最高潮になっていて実力以上を発揮するので、難しいオーディションで勝てるチャンスが上がるのだ。
なおXbox 360版では現実のケータイ電話の代わりに、マーケットプレイスでメールアドレスを購入することで、Xbox 360のメールアドレス宛にメールが来る。▲戻る
僕のゲームセンター経歴は、大学時代に『ストリートファイターII』という格闘ゲームが大ブームだった頃は毎日いそいそと通っていましたが、それ以降はまったくゲームセンターへ足を運んだことはありませんでした。それから10年以上経ちますが、そんな僕が連日連夜、新宿や品川のゲームセンターに繰り出しては終電間近までアイマスを遊び続ける毎日。

レッスンを三回繰り返してからオーディションを受けるのが一番良いローテーションと聞いて(アイマス通では、「レレレオ」と呼ばれる)、その通りに実践していった私。

アイドルにはランクがあって、最初はFランク(無名の新人)であるが、オーディションに合格してファン人数を増やしていって一定以上になると、ランクアップして上昇していく。最初はFで、EDCBAと登っていき、さらにその上のSランクこそがトップアイドルの頂点となる(※6)
※6…Sランクこそがトップアイドルの頂点となる
Xbox 360版ではランクアップリミット制度の代わりに、1年間限定のプロデュース方式に変更されている。▲戻る
連日連夜、千早と二人三脚での芸能活動。しかし未熟な僕は、オーディションでは不合格を何度も経験してしまい、その度にファンが減り続けてしまった結果、千早をトップアイドルどころかEランクで引退させてしまう羽目になってしまった。当然ながらバッドエンディングで、引退コンサートは東京ドームどころか小さな市民ホールで行うことに…。コンサート後、寂しそうに別れを告げた千早の姿が目に焼きついて、もう自分の不甲斐なさが悔しくて悔しくて気が狂いそうになり、必ずいつの日か千早をトップアイドルへと導く!と自分に誓いを立てて、ますますアイマスに拍車がかかっていった。

私は「かーずSP」というニュースサイトを4年以上運営していて、毎日新しいニュースを紹介しています。しかも盆暮れ正月も含めてそれまで一日も更新を欠かしたことがなく、風邪を引いて寝込んだ時も交通事故で怪我をした時もサイト更新はやっぱり続けていました。そんな僕が、見事に毎晩のアイマス漬けによって「かーずSP」はまったく更新されなくなり、病気か怪我か入院かと友人に心配されました。が、僕がアイマスにハマっていて、いかに素晴らしいゲームなのかという事情を朗々と話したところ、今度は頭を心配されてしまいました。失礼な話です。でもまあそれも今では良い思い出です。なぜなら、その友人も今ではアイマスにどっぷり浸かっているからです。

また、他の友人は24時間経営のアミューズメント施設で夜中までアイマスをプレイしていたら、後ろに人の立っている気配が。振り返ってみると警官が二人立っていて、何やらプレイ中のアイマス画面を覗き込まれて第一声が
「これが今流行りの『萌え』ってやつか」
などと嫌な職務質問をされたとか(まあ普通は職務質問自体嫌なものですが)。

このようにノロウィルスよりも感染力が強いアイマス、この魔性とも言うべきアイドル育成ゲームが今月25日にXbox 360で発売される! 自宅にいながらにして24時間プレイできるなんてどんなネトゲ廃人仕様(※7)なんでしょうか、日本国家の生産力が落ちてしまわないか産業的に心配してしまいます

そんなビッグタイトルの発売が秒読み段階まで迫っていますが、次回は開発スタッフインタビューを敢行! Xbox 360版の全貌に迫ります! 乞うご期待。
※7…ネトゲ廃人仕様
ネトゲ廃人とはネットゲーム廃人、つまり「オンラインゲーム依存症」のことを指す。インターネット依存症の一種でオンラインゲームにおいて、ゲームに熱中するあまり一日のほとんどの時間をゲームのプレイに費やし、社会生活を営めなくなる状態のこと(ウィキペディアより引用)。▲戻る
《バックナンバー》
[アイドルマスター]総力特集 第2回(07.01.29)
[アイドルマスター]総力特集 第3回(07.03.16)
[アイドルマスター]総力特集 第4回(07.03.23)
[アイドルマスター]総力特集 第5回(07.03.30)
アイドルマスター
THE iDOLM@STER』(ナムコ)
発売日=2007年1月25日(木)/価格=【通常版】6,800円(税込7,140円)【限定版】19,800円(税込20,790円)/ゲームジャンル=CERO C区分/プレイ人数=1人/仕様=Xbox Live対応/品番=【通常版】9NF-00001 【限定版】9NF-00002/JANコード=【通常版】4988648482951【限定版】4988648482968
 
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