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吉田観覧車

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吉田観覧車
絶賛発売中!「吉田観覧車」!!

観覧車はいい。なんといっても気分がウキウキするのがいい。しかもときにはロマンティックな大人のムードを醸し出すことすら可能です。『吉田観覧車』は、そうした万能の乗り物、観覧車を巡って漫画家・吉田戦車さんが日本を紀行する楽しいエッセイ。MouRaの人気連載が、ついに単行本になります。


吉田観覧車  著 吉田戦車
定価1470円(税込) 四六版 全184ページ(カラー)
定価1,470円(税込)
ISBN4-06-364663-7

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「吉田観覧車」全話ご紹介!
第1回『九州最高峰を観覧する』
旅は始まった。その第一歩は九州最高峰の屋久島山岳地帯。ん、観覧車ではない!? しかし飛行機は「ふつうに怖かった」のである。
第2回『さらば屋久島 さらば山ヒルよ』
吉田さんたちクルーが山ヒルの恐怖と戦いながら登頂に成功する。鹿児島で勝利の麺をしたためるクルーを、観覧車が見送った。

第3回『思い出の遊園地 少年時代の俺の鼻血』
「やんやんややーん」のフレーズが鳴り響く遊園地。吉田さんが生まれて初めて行ったと思われる宮城県仙台市にある遊園地である。父子で観覧車を目前にしたとき、脳裏にトラウマがよみがえる。「動くな! たのむから揺らすな!」

第4回『里芋パスタ説 そして北上市のアメリカよ』
東北の旅は続く。故郷からそう遠くない地にも観覧車はそびえたっていた。それは驚くほど、アメリカンなワールドだった。

第5回『東京ドイツ村 腸詰めと白飯との架け橋』
関東にもドイツがあった。広大な田園風景のなかにそびえたつ観覧車は、恐怖よりも親しみを感じさせるような気がしたが、やっぱりそうでもなかった。吉田さんは「見た目がすでに失敗っぽいっすよ、絵的に」と言われてしまう。

第6回『涙の航空祭! よその奥さんは箱の中』
観覧車の条件とは「高い」「観覧すること」。であればこれも観覧車であろうと、吉田さんは埼玉県で行われる自衛隊の航空祭に出かける。そこにはものすごい数の人が集まっていた。。

第7回『巨大王の威容! ああ外国のお父さんよ』
夜の観覧車ほどムーディなものはない。しかし中年男2人で乗り込んでは、出るムードも出ないのである。水道橋のセンターレス観覧車に吉田さんは乗ってみた。ふつうに怖かった。

第8回『新米パワー! 夜の葛西で猫は後ずさる』
葛西臨海公園の美しい観覧車。吉田さんは夜の海を見て、幼少のころに鮮烈な印象を受けた怪獣映画のあるシーンを思い出す。怪獣は怖い。そして観覧車も怖いのである。

第9回『さらばナイスバイク号! 水中バレエは夢の彼方に』
前々作『吉田自転車』で活躍したナイスバイク号が引退する。新型機を駆って多摩をひとり走る吉田さんの視界にとびこむのはなぜか「モンゴル」。そうするうちに観覧車が見えてきた。

第10回『消えた観覧車 向ヶ丘遊園と鎌倉武士』
鎌倉武士、稲毛三郎重成のゆかりの地で、閉園になってしまった観覧車に思いを馳せる吉田さんであった。

第11回『おどろきの逆回転! 白雪姫はリンゴを落とした』
浅草は花やしきに向かう吉田さん父子。そう「ちびっ子観覧車」に乗り込むためである。ゴンドラ5基という小型観覧車の攻略はなるのか!

第12回『たのもしきビルディング! 赤き味噌の小宇宙』
強力な麺料理によって武将たちが力を養った土地、名古屋。岐阜市民の人を案内人に頼み、名古屋編が始まる。ビルにくっついた観覧車で名古屋市街を観覧……しようとした吉田さんであったが、ふつうに怖かった。

第13回『名古屋の繁栄! 悪いモスラに踏まれてもなお』
日本最古の屋上観覧車から、港にそびえたつ観覧車に乗り込む吉田さんたち一行。海からの風を浴びながらまわるゴンドラの中で、岐阜市民の人は「揺らしていい? 揺らしていい?」とデモーニッシュな笑顔でささやいた。そして名古屋の味噌料理はうまかった。

第14回『すばらしきドム感! 下着求めてすべれ私』
スキーに出かけた吉田さんを悲劇が襲う。なんと替えのパンツを忘れてきてしまったのだ。吉田さんは綿密なプランをたて、腕に覚えのあるスキーを履いて、冬の長野の山岳地帯を市街地まで滑走していく。

第15回『ゴーゴーいう音の恐怖! ニジマスは虹色』
埼玉県の観覧車。ドアの横と下にすきまがあり、そこから「ゴーゴー」と風が吹き込んでくる。これはふつう以上に怖かった。降りてからわかったのだが、それには意外なからくりがあったのである。

第16回『タヌキの味! 欲しいものなきデパートをゆく』
東京の蒲田には現在も営業しているデパートの屋上観覧車がある。そこには従業員さんが子どもたちのためにつくった雪だるまがあった。吉田さんはその雪だるまの横にならび「俺を入れて撮ってくれ」と要求する。

第17回『山頂のトロロそば 高尾に響く子ザルの駄々』
高尾山に登る吉田さん。多摩地区の自然を眺める吉田さんは、正義の鬼たちがどこかで戦っているのではと楽しいファンタジーにふける。

第18回『そばめしのシャワー! そして神戸そしてソース』
連載の最後を飾る関西取材スタート。神戸のソースはめちゃくちゃにうまかった。しかしはるばる来た神戸の観覧車は、なんと営業していなかったのである。青ざめた担当ホッタは、まだ手はあると言い放った。
第19回『あこがれの“禁止”! 食都大阪で守れ注意を』
神戸から大阪市北区にやってきた吉田さんたちは小雨の中、観覧車に乗り込む。ぼうっとくすむ街を見ながらの観覧は結構怖かった。そして吉田さんたちはニシノ記者の案内のもと、あの伝説の「2度づけ禁止」を体験するため、新世界に向かう。
第20回『吸え、肉入りのダシ汁! そして神のいる公園』
大阪・道頓堀の観覧車は、なんと法令による検査のため停止していた。またか! しかし吉田さんたちは落胆せずに、大阪の北部に向かう。そう神のいる公園に向かって。最後の最後に激烈に怖い観覧車が待ち受けていた。  

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あとがき
連載を終えた吉田さんは、
都電に乗ってぶらりと下町の観覧車にひとりで乗りに行く。
「そうこうしているうちに、
物足りないほどにあっけなく観覧は終了し、
私は地上に帰還した」。
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吉田戦車
プロフィール

1963年岩手県生まれ、漫画家。小学校時代はサッカー部に所属。中学、高校時代は剣道部に所属する。1983年のデビュー後、『伝染(うつ)るんです。(第37回文藝春秋漫画賞受賞)』『歯ぎしり球団』『ぷりぷり県』『油断ちゃん』『殴るぞ』など多数の作品を発表。またイラストと写真とともにつづるエッセイ『吉田自転車』『吉田電車』も執筆し、『ほぼ日刊イトイ新聞』では「エハイク」を連載するなど、多彩な活動を行っている。

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