
旅は始まった。その第一歩は九州最高峰の屋久島山岳地帯。ん、観覧車ではない!? しかし飛行機は「ふつうに怖かった」のである。
吉田さんたちクルーが山ヒルの恐怖と戦いながら登頂に成功する。鹿児島で勝利の麺をしたためるクルーを、観覧車が見送った。
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「やんやんややーん」のフレーズが鳴り響く遊園地。吉田さんが生まれて初めて行ったと思われる宮城県仙台市にある遊園地である。父子で観覧車を目前にしたとき、脳裏にトラウマがよみがえる。「動くな! たのむから揺らすな!」
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東北の旅は続く。故郷からそう遠くない地にも観覧車はそびえたっていた。それは驚くほど、アメリカンなワールドだった。
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関東にもドイツがあった。広大な田園風景のなかにそびえたつ観覧車は、恐怖よりも親しみを感じさせるような気がしたが、やっぱりそうでもなかった。吉田さんは「見た目がすでに失敗っぽいっすよ、絵的に」と言われてしまう。
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観覧車の条件とは「高い」「観覧すること」。であればこれも観覧車であろうと、吉田さんは埼玉県で行われる自衛隊の航空祭に出かける。そこにはものすごい数の人が集まっていた。。
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夜の観覧車ほどムーディなものはない。しかし中年男2人で乗り込んでは、出るムードも出ないのである。水道橋のセンターレス観覧車に吉田さんは乗ってみた。ふつうに怖かった。
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葛西臨海公園の美しい観覧車。吉田さんは夜の海を見て、幼少のころに鮮烈な印象を受けた怪獣映画のあるシーンを思い出す。怪獣は怖い。そして観覧車も怖いのである。
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前々作『吉田自転車』で活躍したナイスバイク号が引退する。新型機を駆って多摩をひとり走る吉田さんの視界にとびこむのはなぜか「モンゴル」。そうするうちに観覧車が見えてきた。
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鎌倉武士、稲毛三郎重成のゆかりの地で、閉園になってしまった観覧車に思いを馳せる吉田さんであった。
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浅草は花やしきに向かう吉田さん父子。そう「ちびっ子観覧車」に乗り込むためである。ゴンドラ5基という小型観覧車の攻略はなるのか!
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強力な麺料理によって武将たちが力を養った土地、名古屋。岐阜市民の人を案内人に頼み、名古屋編が始まる。ビルにくっついた観覧車で名古屋市街を観覧……しようとした吉田さんであったが、ふつうに怖かった。
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日本最古の屋上観覧車から、港にそびえたつ観覧車に乗り込む吉田さんたち一行。海からの風を浴びながらまわるゴンドラの中で、岐阜市民の人は「揺らしていい? 揺らしていい?」とデモーニッシュな笑顔でささやいた。そして名古屋の味噌料理はうまかった。
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スキーに出かけた吉田さんを悲劇が襲う。なんと替えのパンツを忘れてきてしまったのだ。吉田さんは綿密なプランをたて、腕に覚えのあるスキーを履いて、冬の長野の山岳地帯を市街地まで滑走していく。
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埼玉県の観覧車。ドアの横と下にすきまがあり、そこから「ゴーゴー」と風が吹き込んでくる。これはふつう以上に怖かった。降りてからわかったのだが、それには意外なからくりがあったのである。
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東京の蒲田には現在も営業しているデパートの屋上観覧車がある。そこには従業員さんが子どもたちのためにつくった雪だるまがあった。吉田さんはその雪だるまの横にならび「俺を入れて撮ってくれ」と要求する。
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高尾山に登る吉田さん。多摩地区の自然を眺める吉田さんは、正義の鬼たちがどこかで戦っているのではと楽しいファンタジーにふける。
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連載の最後を飾る関西取材スタート。神戸のソースはめちゃくちゃにうまかった。しかしはるばる来た神戸の観覧車は、なんと営業していなかったのである。青ざめた担当ホッタは、まだ手はあると言い放った。
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神戸から大阪市北区にやってきた吉田さんたちは小雨の中、観覧車に乗り込む。ぼうっとくすむ街を見ながらの観覧は結構怖かった。そして吉田さんたちはニシノ記者の案内のもと、あの伝説の「2度づけ禁止」を体験するため、新世界に向かう。
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大阪・道頓堀の観覧車は、なんと法令による検査のため停止していた。またか! しかし吉田さんたちは落胆せずに、大阪の北部に向かう。そう神のいる公園に向かって。最後の最後に激烈に怖い観覧車が待ち受けていた。















