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「直言」スペシャル鼎談:宮崎×平野×植草

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平野:宮崎さんのおっしゃった話を裏付けしていきますとね、基本的に前原という政治家の背景に問題があるわけです。これは自民党の総務会長やった久間という元防衛庁長官で防衛族の親分がいるんですけど、この防衛族のコントロール下に前原は入っているわけですよ。そして、去年の12月にアメリカに行って中国脅威論などいろいろ問題を起こしたんですけど、これは久間さんが言ってることなんです。アメリカの要人と会うアテンドは全部久間がしたててるんですよ。民主党も、日本の外務省もやっていないんです。それ自身もう一種の“一体”なんですよ。
それから、これは噂ですが、近い過去に前原夫婦を久間夫婦がアメリカに案内している。それで、アメリカの防衛施設とかの要人と会っている。これの経費ってのは久間さんがアレンジしてたようです。それに前原は安全保障協会という得体の知れない防衛族と防衛産業の癒着の組織ね、あそこの代表幹事もやっているわけですよ。
宮崎学×平野貞夫×植草一秀 もともと、自民党と本格的に対立して政権交代を争うという議論をする場合に、前原ってのはそれができない「宿命」を持っているわけですよ。だから「何かあったら、これを出すぞ、出すぞ」っていう前原と自民党政権との緊張関係の中で前原は自信をなくしながら代表をやっているわけです。そういうところで四点セットという、自民党政権に致命的なヒューザーの問題だとか、あるいはライブドア、BSE、防衛施設庁の問題が出てきて、「本格的になるなら、お前のコレを出すぞ」というウラの緊張感の中のメール問題だと思います。
 だから、私は、それは自民党が仕掛けたとも思っていませんよ、断定はできないけど、しかし心理的には彼は国民や民主党に向けては確証を持っているとか、「お楽しみに」とかいっておきながら、実際には時間の関係とか質問のしかたに実のある追及をしなかった。行政改革とか教育問題で先にやった小泉とのディスカッションをじっと見てましたら、小泉の発言に前原は首を縦に振ってうなずいているんです。だから、あの党首討論を見た国民は、これは与野党の党首討論じゃないなと見たはずなんですよ。しかも国民はもしかしたら政権がひっくり返るかもしれないと思っていたのに、裏切ったわけでしょう。事実上、自民党に身を売ったと。自民党政権に。そういう責任ですよ。
 ところが、彼はそういう責任をまったく感じないわけですよ。言葉の議論だけやってりゃ政治は済むと思っているんですから。偏差値で育った人間ですから、彼は。偏差値の競争をやっているだけであって、だから、あの連中のやっている政治を僕は、「偏差値政治」「コンビニ国会」といってるんですよ。コンビニはひととおりのものを揃えていますが、本質的にいいものは何もないんですよ。国民がそれじゃ納得しませんから。日本の議会政治はそうなったと。だからこれは論外ですよ。はっきりいって、自民党もそうですけど、政治家になっちゃいかん連中が国民にウソついて、マスコミにのってね、当選してきている国会ですよ。ここのところ。

宮崎:そういう点でいうとですね、メディアの問題が非常に大きいですね。